化粧スレート(コロニアル・カラーベスト)は新築の戸建て住宅で最も使用されており、軽量で初期費用が安いため、高度成長期の日本で急速に普及しました。現在でも戸建て住宅などによく使用されています。
化粧スレートは色あせによる美観低下があり、10年に1度の塗装工事が望まれ、更に年数が経つと塗膜の形成ができなくなり、本格的な改修工事が必要となってきます。
改修工事のひとつに既存の化粧スレートを剥がして葺き替える方法がありますが、葺き替え工事は剥がす手間賃やアスベスト含有屋根材の処分費などがかさみ工事費が高額になります。
このような背景の中、既存の化粧スレートの上に軽量屋根材を張るカバー工法が開発されました。
カバー工法とは既存の化粧スレートの上に、軽量屋根を重ね張りする屋根のリフォーム方法です。
化粧スレートのリフォーム工事において、今やカバー工法はスタンダードな工事方法と言えます。
1.強風の影響により、屋根材本体が飛散した様子です。
3.解体した箇所の防水材の上に、新規防水材を増し張りした
様子です。
3.端部の役物下地を付け直し、役物板金を取り付けている
様子です。
2.飛散した屋根材とその周辺を解体した様子です。
4.新規屋根材を通常の施工方法に加え、更なる強化を図るため、
シリコンボンドを添加している様子です。
3.修理前より強固に復元した施工完了後の様子です。
1.建築年数が20年を超えた物件の様子です。経年劣化に伴い、
強風の影響で化粧スレートが破損してしまった状態です。
3.自着性の改質アスファルトルーフィングを既存の化粧スレート
の上に張り付けた様子です。
2.カバー工法工事着手前の様子です。
既存屋根材表面の掃除をした様子になります。
4.軽量かつ、塗装やメンテナンス不要な新規屋根材にて
カバー工法による工事が完了した様子です。
1.経年劣化により化粧スレート本体が傷み、防水性能が著しく
落ち、慢性的に雨漏れをしている屋根です。
3.腐食している部分の野地板を撤去し、新規野地板を施工して
いる様子です。
5.新規化粧スレートにて施工していきます。既存化粧スレート
との取り合いの納まりにも留意しながらの工事となります。
2.化粧スレート本体と下葺き材を撤去した様子です。野地板
まで雨漏れによる腐食がかなり進行していました。
4.新規下葺き材(改質アスファルトルーフィング)を施工して
いる様子です。
6.新規化粧スレートの施工が完了した様子です。
屋根工事専門店 やねうち
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