和瓦屋根の「棟」の部分から瓦が脱落してしまっている箇所の補修工事を行います。
こちらが今回棟の瓦が脱落してしまった箇所となります。
脱落した瓦は、熨斗瓦（のしがわら）と呼ばれるものになります。
熨斗瓦が脱落した部分からは当然雨水が侵入し易くなってきます。
まず、周辺の棟瓦を解体していきます。
脱落していた瓦は、施工時に瓦同士を緊結する作業を怠っていたこと、鬼瓦と棟との間に隙間が開いており、そこから棟内部に漏水していたことが原因と判明しました。
欠損していた熨斗瓦を納め直し、鬼瓦と棟との接合部をモルタルで塞いだ様子となります。
これで漏水による棟内部の傷みを防ぐことが出来ました。
瓦は耐候性・耐久性・耐水性など、多くの性能で他の屋根材を上回る優れた商品ですが、瓦屋根に使用する副資材は瓦と同様の性能は有していません。
定期的にそれらの点検や補修をすることで、瓦屋根以外よりも経年によるネンテナンスの費用を抑えることが十分可能となります。
私ども「やねうち」では瓦屋根に留まらず、全種屋根の調査・見積は無料で行っております！
２０年以上屋根の点検をされていない方は、是非お気軽に弊社へご相談下さい！！
