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さくら市で雨押え部分の鳥の巣除去とその予防工事を行いました。

 

 

今回は、雨押え部分の鳥の巣除去とその予防工事のご紹介です。

 

 

 

鳥の巣はやみくもに撤去することができません。

 

鳥の巣を除去する際は、気を付けなければならないことがあります。

というのも、鳥の卵、ヒナを傷つけるのは法律違反なのです。

 

鳥の巣に卵あるいはヒナがいる状態で除去する行為は、鳥獣保護法により禁止されています。

 

これに違反した場合、1年以上の懲役または100万円以下の罰金が科せられる可能性があります。(ただし自治体により除去が認められる場合もあります。)

 

しかし、下記のような状況のときに鳥の巣を撤去することが可能です。

 

〇鳥の巣を作り始めの時

〇鳥のヒナが巣立った後の時

 

今回は、巣立った後になりますので早速作業に取りかかりましょう。

 

 

 

雨押えの隙間を掃除し巣を完全に取り除きます。

 

次に、穴を南蛮漆喰で埋めていきます。

 

ちなみに、漆喰の主成分は石灰であり、もともと色は白いものでした。

これに油脂や粘土、土などを混ぜたものがなんばん(南蛮)漆喰です。

 

南蛮と呼ばれることから海外由来ものという人もいれば、日本で作られたものという人もいますし、海外からの工法や伝聞を日本人がアレンジしたものという人もいます。

 

どうも正確な由来や発祥は今ひとつ定かではないようです。

 

 

 

こちらが完了状況です。

 

鳥の巣除去をただ取って処分するだけ。と考えてる方も多いと思いますが、きちんとルールを守り正しい方法で除去していきたいと思っております。

 

 

 

 

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