宇都宮市のお客様より雪止め金具取付のご依頼をご依頼頂き、お伺いしました。
屋根材はカパラスKSという洋瓦です。2色混ぜ葺きで素敵な色合いですね。
頻繁に大雪が降る地域ではないものの、ここ数年いきなり大雪が降る日があったので、お客様は落雪の心配をされていたそうです。
今回は北面の屋根に雪止め金具を取り付けることになりました。
使用するのはスワロー工業が取り扱っている、スタウト4号という洋瓦専用の雪止め金具です。
雪止め金具には複数の屋根材に適応しているものと、和瓦用・スレート用・板金用とそれぞれの屋根材専用のものがあります。
屋根材に適したものを使わないと、瓦の破損に繋がるだけでなく、雪止め金具の効力も半減していましますので、事前によく確認しておく必要があります。
作業に移ります。
まず、既存の瓦を一度取り外します。
もちろんこの外した瓦はそのまま利用しますので、破損させないよう丁寧に慎重に。
瓦を外したら、雪止め金具を引っ掛けて専用のビスで緊結します。
雪止め金具は、滑り落ちてくる雪を受け止める役目を果たします。
固まった雪が滑ってきたときは特に負荷がかかりますから、ビスでしっかりと固定しないと金具が破損・脱落し、金具もろとも屋根から落下してしまうことも考えられます。
そうならないために、必ず一つ一つ確認しながら作業を進めます。
雪止め金具の取付けが終わったら、外した瓦を葺き直して作業終了です。
落雪の心配が少なくなり、お客様も安心された様子でした。
毎年冬になると、「落雪でカーポートの屋根に穴が開いてしまった」「お隣さんの敷地内に雪が落ちてしまった」といったお話を聞きます。
あまり雪が降る地域ではなくても、一度でも雪が降れば落雪の可能性が出てきます。
最近では、数十年に一度、と言われるような大雪が降ったニュースもありました。
雪止め金具があると落雪の不安をぐっと減らすことができます。
「やねうち」では調査・見積は無料で行っております！
気になった方はぜひお気軽に弊社にご相談下さい。
