塩谷町にて瓦棒葺き板金屋根の雨漏れ修理工事のご依頼頂きました。
何度か他の屋根業者へ依頼し、その都度修理をしているはずなのだが、一向に雨漏れが直らず困っているということでした。
どうやらこちらの鬼飾り部分から雨漏れがしているようです。
以前、他業者さんが施したと思われるシリコンの跡が真新しい状態です。
やはり他業者さんも鬼飾りが施されている固定釘の穴が怪しいと睨んではいたようです。

まず、他業者さんが施したコーキング材を撤去していきます。
既存の鋼板は再利用するため、慎重に作業を進めていきます。
コーキング材を撤去してみると、固定しているはずの釘が浮いていたり、抜けて釘穴がそのままの箇所がありました。
また屋根板金本体の加工が芳しくない箇所があり、木下地と板金の間には隙間が目視出来てしまう状態でした。(赤丸が記されている箇所です。)
木地と板金の隙間にはコーキング材と板金片で塞ぐ処理を行いました。
今回はお客様の要望により鬼飾りを撤去し、棟部を鋼板で加工・取付を致します。

さらに鋼板の隙間をには板金色に合わせブラン色のコーキング材で、釘穴にはクリアなコーキング材を塗布し今回の工事は完了です。
コーキングの寿命は長くて10年、短ければ5年とも言われております。また経年劣化による釘の抜けなども要注意です。大切な家財を守るために定期的な点検とメンテナンスをを弊社ではお薦めいたします!!
お気軽に『やねうち』にお問い合わせくださいね。