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宇都宮市でモニエル瓦(センチュリオン)のケラバ部の修理工事を行いました。

 

今回ご依頼をいただいたのは宇都宮市内の築30年近く経過しているお宅です。

 

雨漏れを懸念してのお客様からのご相談でした。

 

 

 

袖瓦(ケラバ部の瓦)が破損して平瓦が剥き出しの状態です。

 

これでは野地と平瓦の隙間に雨水が侵入してしまい、雨漏れを起こす原因になります。

 

モニエル瓦とは外資のモニエル社が製造・販売していた瓦ですが、2010年に日本市場から完全撤退してしまいました。

現在ではとても入手しづらくなっている屋根材です。

 

 

 

まず既存の瓦を撤去します。

 

袖部に貫板を施工し、ケラバ捨て水切板金を施工します。板金を施工することで瓦の下に入り込んだ雨水の流れを軒樋へと導きます。

 

既存の平瓦を施工し、新規の袖瓦(ケラバ部の瓦)を施工します。 

 

 

 

工事が完了した様子です。

 

雨が降る時は雨漏れ、風が強い場合は瓦の飛散を心配されていたお客様も今後、安心して雨の日もお過ごしいただけるかと思います。

 

今回は運よくモニエル瓦(センチュリオン)が手に入ることが出来ましたが、万が一、手に入らない場合は代用品での対応になる可能性があります。

 

ご検討をされていらっしゃるお客様はお気軽にご相談くださいね。