宇都宮市にて瓦棒葺き板金屋根の減築の改修工事をご依頼頂きました。
既存の屋根を活かし、必要最小限の範囲に留めた工事を心掛け、工事費用を極限まで落としました。
今回減築する箇所の様子です。
玄関屋根、渡り廊下、茶の間、トイレの全4箇所になります。
一部は既に着手し始まっている箇所もあります。
まず、玄関屋根の減築改修から。
勾配違いの面の屋根を撤去し、新規野地を大工さんに施工してもらった状態から弊社が着手します。
最初に下葺き工事を行います。
ルーフィング(防水シート)を野地上に敷き、その上に屋根下地となる真木を取り付けます。
そして新規屋根本体を既存屋根材の下にも繰り込ませるように止水処理しながら施工し、最後に鼻隠しという部位に加工した破風板金を取り付け、こちらの工事は完了です。
次は渡り廊下屋根の減築工事に移ります。
無造作に切り取られた屋根を撤去し、野地板を整えます。
その後、ルーフィングを敷き屋根形状を採寸します。
採寸した寸法を元に新規屋根材を加工し、現地にて取付加工します。
最後に棟包みを施工し、こちらの工事は完了です。
茶の間屋根の減築工事となります。
既に大工さんが仕上げた野地に対して屋根採寸をし、屋根本体を加工取付します。
真木を覆う水切を切断加工し、完了した様子です。
最後にトイレ屋根の減築工事となります。
既存の瓦屋根を取り払い、新規野地を仕上げてもらった上に、新規屋根の採寸加工取付し、屋根葺きが完了した様子です。
板金屋根はカラーも豊富で、コロニアルの上からカバー工法で施工することも可能なので、リフォームの際にも使用されることが多くなってきました。
葺き替えや修理などを検討していて、ガルバリウム鋼板の屋根が気になる方がいらっしゃいましたら、ぜひ弊社にご相談下さい。