さくら市にて台風の影響で脱落した鬼瓦が、その下に位置する和瓦屋根を直撃し、燦燦たる事態になっていました。
高所から転落したおよそ15㎏の鬼瓦が下屋の袖瓦と平瓦を割っていった様子です。
鬼瓦の破壊力に慄きます。
まず、あたりに散らばった瓦片を片付け、棟下の下地の状況を確認します。
この下地が傷んでいると、新たに施工してもまたすぐに崩れる原因になってしまいます。
こちらは下地の破損は見受けられなかったので、破損した瓦のみの差し替え工事で済みました。
こちらは残念ながら下地が傷んでしまっていたので、下地からの修理となります。
破損した野地を撤去し、新規野地板を施工。
その後ルーフィングと瓦桟木を施工し、下地修理が完了。
そして破損平瓦を差し替え、工事が完了となります。
毎年台風の規模も大きくなっていき、今後もこういったお問い合わせが増えてくるかもしれません。
台風シーズンも迫ってきておりますので、有事が起こる前に一度屋根の点検をお勧め致します。