新築住宅で立平葺の板金屋根に雪止め金具後付工事を行うため、那須塩原市にお伺いしました。
栃木県内でも比較的積雪が多い地域になります。
落雪防止・雨樋への負担低減の措置をとりたいということでした。
施工前の様子です。
雪止めをせずに、屋根から雪が落ちた場合には、さまざまなリスクが発生します。
雪は日が経つと硬化しますので、その硬い雪が家の外に置いてある車やカーポートなどに当たって破損した
り、隣家に落ちてしまったりしてトラブルになる可能性も考えられます。
今回使用するのはこちらの嵌合式スワロックⅡ25の雪止め金具です。
取り付け位置は重なりハゼに挟みこむように取り付けます。
重なりハゼに雪止め金具をセットし、本体についているボルトを回せばガッチリ挟みこんで取り付けをするこ
とができます。
通常であれば雪止めは千鳥配置(隣同士が互い違いの配置)で取り付けていくことが多いのですが、今回は極
力落雪をなくしたいというお話を頂いておりましたので、効果を高めるよう一列配置で施工しました。
今年の冬は安心してお過ごしいただけると思います。