今回お伺いしたのは築30年以上経つ、大田原市のとあるお宅です。
カラーベスト(コロニアル)の寿命、耐用年数は、20年～30年が目安となっています。
耐用年数は、メーカー側でも公表されており、目安となる年数を超えれば、雨漏りや表面的な劣化が見られます。
補修箇所を拡大した様子です。
端部が破損している様子がうかがえます。
今回はお客様のご要望により、欠けてしまった部分のみ最小限の補修をしまいります。
まずは、コニシ ボンドシールプライマー＃7Nを塗布します。
これは補修材本体と屋根材との接着を強固にするために必要な工程となります。
割れてしまった箇所を一つ一つ丁寧に接着させていきます。
最後はプライマーかけていた箇所に変性シリコンコーキングを塗布接着します。
すべて塗布接着したら工事は完了です。
今回は塗布接着する方法をとりましたが、あくまで応急処置となります。
塗装などのメンテナンスをしていない、20～30年経過したカラーベスト(コロニアル)屋根は経年劣化が著しい場合があり、時には葺き替え工事やカバー工法工事などを薦めする場合もあります。
