大田原市で風害により板金屋根の棟部分が飛散してしまったお宅の屋根修繕工事のご依頼を頂きました。
飛散してしまっている棟包み板金の様子です。
どうやら棟包み板金を緊結している棟下地が腐っており、緊結保持力がなくなった箇所から風による影響で捲れてしまったようです。
飛散している棟包み板金、および棟下地を撤去していきます。
今回、飛散していない箇所も一緒に棟下地を交換することになりました。
棟下地を施工している様子です。
今度は以前の様な木製の棟下地ではなく、腐らない樹脂製の棟下地を施工することにしました。
また、屋根換気システムの設置工事もご依頼頂きました。
屋根換気システムとは、屋根裏の空気を外へ排出するもので、夏は小屋裏の熱と湿気を吐き出し、冬は屋根の結露を防ぐ役割をになうものです。
屋根材の寿命を延ばすのに大変効果的な役割を果たします。
棟包み板金を納めなおし、工事が完了した様子です。
棟換気システムを設置し、リニューアル工事となりました。
このように災害復旧工事に付加価値を加えていくことも、私たち屋根工事店の大切な仕事と思います。